【PR】ノンフィクションヨガ love letters of MOHINI philosophy#3 | nakamikalabo

2021/08/17 12:08

リラックスと余白

大きな流れとうねりの中で二度目の夏がやってきた。
少し前とは比べ物にならないほど厳しい暑さが続き、環境の変化を肌で感じない日はありません。
さらに、気圧の変動が激しい夏〜秋は、心身共に大きなストレスがかかります。
疲労感や違和感があっても日々のルーティーンに追われ、休息できない方も多いのではないでしょうか。
放っておくとストレスはやがて限界に達し、心身の機能は著しく低下、ここで私たちは初めて "内観" し、今の自分の状態を知ることとなります。

ココロにもカラダにも余白を持つこと、今回のテーマ「リラックス」こそが健康の要となるのです。
Udaya Yoga Studioにて開催されるMohini 先生の講座「ノンフィクショYOGA」全8回/第3回目の記録を残したいと思います。
自分のストレス要因を見つけ、リラックスの本質を考えましょう。

アクティブレスト言う考え方

リラックスとは、医学的には交感神経よりも副交感神経の働きが活発になっている状態です。
交感神経は、朝起きて活動を始めると同時に優位となり、副交感神経は眠りにつき意識的な活動が停止すると優位になります。
ただし、眠っている間も交感神経が強く働いてしまうケースもあり、睡眠障害や冷え、カラダの疲労や炎症に繋がります。

皆さんはカラダが疲れたり気力が低下し、ストレスを感じた時どんな対策をしていますか。

昔からの健康法といえば「食べる、寝る、笑う」の3つでしょうか。


アクティブレストという考え方は、疲労感がある時に緩やかにカラダを動かすことで血流を改善させ、老廃物や疲労物質を効率的に排出させる休養方法のことです。

別名「積極的休養」とも呼ばれ「安静・休息・睡眠」などの消極的休養(パッシブレスト)と同じか、もしくはそれ以上の効果を得ることが出来るのです。


ヨガのプラクティスにより、溜まっていた疲れや毒素が抜け落ちるような軽さ、清々しさを味わった経験、皆さんにもありますよね。

アプローチ方法は様々ですが「血流の改善により、心身をリラックスさせる」という最終目的は同じです。

一番大切なのは、今の自分に必要なアプローチ方法を正しく理解することです。


※リラックス=副交感神経が活性化した状態と表現されることがほとんどですが、これは完全に正しいとは言えません。

 なぜなら、元々副交感神経が優位の方は交感神経を引き上げ、バランスをとる必要があるからです。


神経の状態もホルモンバランスも、ストレス要因もリラックス方法も、100人いれば100通りです。

どんなアプローチも自律神経のバランス、そしてマインドの安定こそがリラックスを生み出すのです。



神経から見る疲労


リラックスは、ヨガの練習に大きなウエイトを占める大切な要素です。
通常私たちのカラダは、副交感神経優位でリラックス状態を得ることができるので、リラックスを持ってエネルギッシュで行動的に生きることができます。
これは、作り出したエネルギーを無駄にすることなく、効果的かつ合理的に使うことができるからです。
私達は脳から筋肉にサイン(刺激)を出すことによって、プラーナが運ばれ、筋力が収縮し自由にカラダを動かすことができます。

プラーナとは生命力(エネルギー)です。
ヨガのクラスで、プラーナ=呼吸と表現されることがありますが、呼吸は生命力の一つの要素であると考えます。

自律神経やホルモンのバランスが崩れると、生命力(エネルギー)の循環が損なわれる可能性が出てきます。
忙しい日々の生活の中でも、プラクティスやセルフケアに確実にコミットすることで、プラーナに良い影響がもたらされます。
常に快適な健康状態を維持するためのプラーナは、性質に合うワークアウト、栄養吸収率の高い食事、十分な睡眠と休息をベースに作られます。

「私達の全ての行動は、意識・無意識でつくられるが、どちらも決まった量のプラーナが使われている」
この言葉を聞いた時、少しの違和感と腑に落ちる感覚を同時に感じたのは、凝り固まったマインドや潜在意識のせいかもしれません。
意識して深い呼吸をすることで、より高い生命力の循環を促す力はもちろんあると思います。
しかしながら、ほとんどの呼吸は無意識の中で行われているにも関わらず、カラダの機能は円滑に循環しています。

つまりポジティブもネガティブも根っこは同じ、意識と無意識もどちらも自分の中にあるものなんですね。

無意識の中で行われる呼吸・行動・思考、これらの質をベースからバックアップするのもリラックスとマインドの安定があってこそ、ヨガのプラクティスは人生全てに生かされていることがわかります。





神経系のおさらい
↓↓
【中枢神経】
脳と脊髄からなり、全身に指令を送る神経系統の中心的な働きを行なっています。
脳は頭蓋骨によって、脊髄は脊柱によって守られているのです。
【末梢神経】
中枢神経とカラダの内外の諸器官に分布する神経とを結び、情報の伝達を行います。
末梢神経には、運動神経と自律神経があります。

※図は小学校の理科研究・神経の仕組みより


煩悩の意味

仏教用語で欲望、妄念(もうねん)、妄執(もうしゅう)と同じような意味で使われている「煩悩」という言葉。
人が生きる上で感じる苦しみや悲しみの原因になるものです。

人は煩悩に支配されることがなければ、より良く生きられるといわれていますが、完全に捨てることは不可能であると考えられています。
しかし、自分のココロを知り、コントロールすれば煩悩に支配されることはなくなるのです。
なぜなら、人の苦しみとはココロとマインドの不安定さから生まれるからです。
起こる苦しみに対して適切な対応をすること、つまり’煩悩の本質を理解することが重要なのです。

今回の講座では煩悩を5つのセクションに分けて解説しています。
どれも私たちの中にあり、共存しているものです。

自分の傾向を知り、そこから得る学びをポジティブに考えていくことがリラックスの本質なのかもしれません。

煩悩の5つの本質
・自我
 基本的にはポジティブなことであり、自分を尊重するココロをもつことは非常に大切。ただし強すぎると利己主義になる。
・執着 
 基本的に他人軸で生きることを指し、存在を認めてもらいたいことの現れ。答えを外に求めてしまう傾向がある。
・無知 
 三次元の肉体を持つ私たちの感情そのものが自分自身になっている。知らないことより知ろうとしないことが問題。
・憎悪 
 人を許せない気持ちや憎しみ、苦しい体験からくる気持ち。大変なことがあった時や引っかかる時には、何か学ぶことがあると考える。
・生命欲
 死にたくないという本能が生命欲。現実に無い不安を煽る。人の死は決まっているもので、避けようとする行為は流れに逆らうことになる。

「ノンフィクショYOGA」第3回目はリラックスについて学びました。
毎回膨大な情報量に圧倒されながらも、インプット・アウトプットを楽しんでおります。
第四回目もお楽しみに!